立場の弱い者に寄り添いたい?

八木仁平さんの動画を見始めてからまだ1か月経っていないはず。

 

動画から色んな気づきがあったが、頭で考えているだけでは、私は犬が好きでペットシッターや犬の行動療法の仕事ばかり浮かんでいた。

 

理想の未来を想像したとき、幼稚園や小学校で、犬との良い関わり方を教えに行けるくらいの人になれたら。と考えたら胸が熱くなる感動を覚えた。

 

過去の成功体験について考えた。

勉強以外の成功体験や評価された体験がほとんど無い中、20年以上昔に記憶を遡ると、看護学校で学んでいた頃の小児科実習では(専門用語はすっかり忘れてしまったが)、慢性疾患の施設での実習計画やアセスメント思い出した。

自分としては可愛い受け持ち患者さんを思いながら自然と深く考え、行えたので他の内科や外科実施のように「大変だー!」と感じなかった為、評価は悪いだろう予想していたが、予想ははずれ大変良い評価を得て驚いたことを鮮明に覚えている。

また、子供の興味や危険をじっくり考え作ったおもちゃも良い評価を得た。

自分としては1人で好きな音楽を聴きながら延々と作業する時間を楽しみながら取り組んだ課題だったので、意外だった。

 

その後、将来は助産師になって母親の相談相手ができれば。と思っていたが、助産師の学校では瞬時に現在の状況を判断しなければいけない出産に恐怖を覚え、教員からのサポートもなく何でわからないの?!という態度の教員も実習も怖くなり退学してしまった。

退学後は内科や、小児科外来を経験したが、命が関わる仕事なので、常に神経が張り、また小児科では回転重視だったため、じっくり向き合うなんてことはできず、偉そうな医師の態度への我慢も限界で辞めてしまった。

 

学生時代に自己理解に出会っていたら、今私は何をしていただろう。

悲しくなってしまう。

そして、見えてきた自分の本当にやりたいことはもしかして

「弱い立場の者を守りじっくり向き合って、その者が自分の良さを自覚し自信を持って行動できるまで話を聞いて寄り添う」

ことなんじゃないか?と考えている。

仕事として、このことをできている未来があるのか。と不安を感じている。

八木さんの動画に、「やると決めてしまえば、仕事にする手段が視界に入ってくるようになる」というようなことを話されているところがあった。

その寄り添いたい「者」が、犬か人かわからないが、やると決めた。